中国ではキノコは生薬のひとつとして、昔から珍重されてきました。
体の免疫力を高め、抗ガン作用にも長けているといわれるのは、いったいキノコのどんな成分によるのか。この点については、なかなか解明されませんでした。
その主要な成分がベータ・グルカンであると判明したのは、1960年代の中頃のことです。それ以来、日本ではキノコ由来のベータ・グルカンの研究が活発に進められるようになりました。
その結果、カワラタケやスエヒロタケ、シイタケ由来のベータ・グルカンをもとにガンの治療薬が作られ、免疫療法剤として使用されるようになったのです。
こうして日本ではベータ・グルカンといえば、キノコ由来のものが注目されてきました。その一方、欧米ではベータ・グルカンの研究は、パン酵母由来のものを対象に進められてきました。
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